こんにちは。ハレルヤのYouTube担当のぶっちーです。
今回は革製品のお手入れ道具としてはかなり有名なラナパーをピックアップして、撥水加工&艶出しのお手入れ方法をご紹介していこうと思います。
知っていたり見たことあるけれど使ったことはない。なんてことも聞くラナパーですが、ぜひ使っていただきたいほど個人的にもお気に入りの革製品お手入れ道具。
ぜひラナパーで革製品をお手入れして水や汚れに強くしてみてください。
ラナパーで撥水加工する方法
それでは早速ラナパーを使って革製品をお手入れしていこうと思いますが、その前に少しラナパーの説明だけさせて下さい。
ラナパーとはドイツ生まれのレザーワックスです。
主成分が天然由来の成分で蜜蝋やホホバ油がメインに使われています。
やや柔らかいワックスタイプのクリームで伸びが良く塗りやすいのが特徴。
仕上がりはツヤが出てサラッとし、撥水効果も期待できる革製品にも優しいレザーワックスです。
革製品のお手入れをしたことがない初心者でも扱いやすいので1つ持っておけば安心◎
といったレザーワックスとなっています。
ラナパーは革製品のお手入れで使うレザークリームがワックスタイプ派という方にはぴったり。
まだお持ちでなければ一つ持っておくのをおすすめします。
(※革製品以外にも木や金属などもお手入れ可能なんです)
撥水お手入れ①ブラッシング
説明も終えたところでお手入れをスタートします。
まずは革製品のお手入れでは定番のブラッシングから行います。
馬毛ブラシを使って全体的に掃くようにサッサとブラッシングしていきます。
力を入れすぎずに毛先で埃を掃うイメージで動かすとやりやすいです。
今回も使いやすくて便利なコロニルの馬毛ブラシを使いました。
撥水お手入れ②ラナパーを塗る
ブラッシングが終われば続いてラナパーを塗っていく工程です。
クロスやTシャツの端切れなどの柔らかい布を用意してラナパーを取っていきます。
革財布の大きさにもよりますが、パール大くらいのラナパーをクロスに取ります。
ゆっくり円を描くように満遍なくラナパーを塗っていき伸ばして塗るのがポイント◎
ステッチや角も気にせずに塗り忘れが無いようにしっかり伸ばして塗っておいてください。
ラナパーを全体的に塗ると革製品の表情がかなり艶やかになり綺麗な状態になりました。
保湿効果も期待できることで革製品にも優しく革の状態も柔らかさが増えました。
ツヤもイイ感じに出ることで見た目のキレイさもばっちり◎
見ても触ってもイイ感じに仕上がるラナパーは革製品のお手入れにはかなりおすすめです。
撥水お手入れ③仕上げのブラッシング
ラナパーを使った革製品のお手入れ最後の工程がブラッシング。
ラナパーを塗ってそのままだと余分なラナパーに埃や汚れがついて革の状態が悪化してしまうため、このブラッシングのお手入れも欠かせません。
ステッチや角に残ったラナパーを掃き出して全体的にムラなく均していくためにもブラッシングは必要なんです。
さらにブラッシングすることでよりツヤも綺麗になるため、面倒くさがらずにラナパーを塗った後はブラッシングのお手入れをしてみてください。
ラナパーの撥水力を実験
続いてラナパーに本当に撥水効果があるのかも検証してみます。
ブラッシングしてラナパーを塗って仕上げた革財布にお水をかけてみようと思います。
水に弱い革製品におもいっきりかけるのは気が引けますが、撥水するかの実験なので思い切ってぶっかけてみます!
果たしてどうなるのか…。
ラナパーを塗った革製品に水をかけてみたところ…なんとものすごい撥水力を見せてくれました!
ラナパーでしっかり膜が張られていることが理由になっているのか、革製品に染みることなくしっかり弾いています。
プルプルと水をしっかり弾き染み込んでいく様子もないのでびっくりです。
弾いた水を流してみたところ、サーっと流れていき水滴の跡すら残らないレベルで撥水しています。
これだけ撥水するのは正直驚きです…防水といっても良いレベルで撥水してくれてます。
シミにもならずツヤも消えずで、水をかけたのか?というくらいわからない状態です。
雨くらいなら余裕で弾いて撥水してくれそうなので、普段から革製品をお使いならぜひラナパーは塗っておきたいところですね。
ラナパーで撥水お手入れまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は有名なレザーワックスであるラナパーにフォーカスを当てて艶出しのお手入れと撥水の実験をしてみました。
結果は期待以上の結果になりました!
革も潤い綺麗なツヤが出て、さらには驚きの撥水効果が見られました。
革製品を普段から使っていたり、屋外で革製品を使うことが多いならラナパーはぜひ取り入れてみてください。
雨にも強いので梅雨の時期にもおすすめです◎
ぜひ自宅でラナパーを使って革製品をお手入れしてみてくださいね。