【ラナパーVS革の達人】革製品の撥水&艶出しお手入れに向いているのはどっち!?レザーワックス比較

こんにちは。ハレルヤのYouTube担当のぶっちーです。

今回は動画でも好評な「ラナパー」と「革の達人」を使って撥水効果の比較実験を行ってみます。

どちらも同じような成分で似たような効果が期待できるレザーワックスとなっており、どっちが良いのか?という声もたくさんあります。

今回は撥水やツヤに重点を置いて検証していきますので、革財布をはじめ革製品をお使いならぜひお手入れの参考にしてみてください。

ラナパーVS革の達人の撥水検証

まずは今回使うラナパーと革の達人を軽くご紹介させていただきます。

どちらも有名なレザーワックスですが、細かく知らないことも多いため頭の片隅にでも覚えておいてください。

ラナパー

ラナパーはドイツ生まれの天然100%のレザーケアー用ワックス。
主成分は天然の密ロウ(蜜蜂の分泌物)とホホバ(ツゲ科の植物)からしぼった油を使っています。
ツーンとする刺激臭もなく、べとつくこともなく扱いやすいレザーワックスです。

ラナパー 250ml/天然素材レザートリートメント
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ラナパー

革の達人

革製品全般に使えるレザーワックス。
塗るだけで、「保護・つや出し」「汚れ落とし」「はっ水効果」「柔軟長持ち」など革にいいがたくさんあります。

ドイツ生まれのレザーワックスとありますが、日本製の表示があります。

Fine(ファイン) レザーワックス 革の達人
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‎ファイン(Fine)

どちらも似たような成分で撥水に関しては問題ないような雰囲気。

コスパで選ぶか天然由来の成分で選ぶかは好みに分かれそうです。

ラナパーと革の達人で革財布をお手入れ

それではラナパーと革の達人を塗って撥水実験の準備をしていきたいと思います。

革財布のお手入れを同じ工程を踏んで準備していきますので、いきなりラナパーや革の達人を塗らないように注意してください。

検証前のブラッシングお手入れ

まずは革財布のお手入れ定番のブラッシングから進めていきます。

この工程で革財布の表面のよごれやほこりを掃き落としていきます。

汚れを落とさないでラナパーや革の達人を塗ってしまうと、汚れやほこりを閉じ込めてしまい革にダメージがいってしまうため必ずこのブラッシングの工程は行ってください。

今回も定番のコロニルの馬毛ブラシを使ってお手入れしていきます。

スタンダードな馬毛ブラシで初心者でも取り扱いやすいためおすすめです◎

コロニル 馬毛ブラシ
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Collonil(コロニル)

 

ラナパーで撥水お手入れ

それではまずはラナパーから塗っていこうと思います。

付属のスポンジがあるのでそちらで塗ってもOKですし、使い慣れたクロスや指で直接革財布に塗ってもOK。

ほどほどに伸びも良いため一気に取り過ぎないように注してください。

少量をスポンジやクロスに取り、円を描くように満遍なく塗っていきます。

ラナパーを塗り終えた状態。

イイ感じに派手になりすぎないツヤが出て栃木レザーのお財布がさらに格好良く上品に仕上がりました。

ツルっとした表面になり革財布の触り心地も良くなっています。

このままだと塗り斑があるため、仕上げのブラッシングも忘れずに行ってみて下さい。

ステッチや角の隙間にラナパーが残ってしまうと新たに汚れやほこりが付いてしまうため、仕上げのブラッシングや乾拭きは忘れると後々大変なことになります。

革の達人で撥水お手入れ

続いて革の達人を栃木レザーの革財布に塗っていこうと思います。

こちらもラナパーと同じように伸びるため一気に量を取らず少量から塗っていってください。

付属のスポンジが無いのでクロスや柔らかい布にとって円を描くように満遍なく塗っていくのがポイント。

塗り過ぎるとべたつくのでご注意ください。

革の達人を塗った後の状態です。

ラナパーと同じような仕上がりでツヤ感があってサラッとした仕上がりになっていて、ぱっと見だとどっちがラナパーでどっちが革の達人かわからないくらい。

触り心地もほとんど同じで差があるのか…?というくらいの結果になりました。

もちろん革の達人を塗った後も仕上げのブラッシングのお手入れはお忘れなく◎

ラナパーと革の達人の撥水力の検証

それでは両面に塗り終わったのでいよいよラナパーと革の達人の撥水力を実験して行こうと思います。

見た目だけだとわからないので実際にお水をかけてどれくらい撥水するのかを見ていきます。

この撥水の結果でどちらがどれだけ使えるのか決まるので楽しみですね!

ラナパーの撥水力を検証

まずはラナパーの撥水力の実験。

水をかけた瞬間にパンっ!とはじいて水の塊がお財布の表面で浮いたような感じになっています。

革財布の表面から水がしみ込む感じもなく、しっかりと撥水してくれてるのがわかります。

水をかけて流した後の状態です。

なんと水シミも無く水滴が少し残るくらいでほとんど撥水して流れていきました。

タオルでサッと拭くだけで水をかけたことがなかったことになったかのような状態になるのも驚き。

ラナパーを塗っただけで思った以上の撥水力を見せてくれました。

革の達人の撥水力の検証

続いて革の達人にお水をかけて実験検証していきます。

ラナパーと同じように革財布の表面に水を垂らしてみると、革の達人も同じようにはじいて水が流れていきました。

一瞬ラナパーよりもはじいたのかも!?というくらい撥水してくれるほどしっかり撥水して革財布を水から守ってくれたのに驚き。

思わずおぉぉぉと声が出てしまいました。

ラナパーと同じく革財布の表面で弾いた水を流してみるとサーっと流れていきました。

少し革財布を傾けただけで水が流れて行ったので撥水力はかなりの物。

タオルでサッと拭くと同じく何もなかったかのような状態に戻ります。

革の状態も全く問題なく大雨でも撥水してくれそうなくらいの効果が見られました。

ラナパーと革の達人の撥水力まとめ

以上でラナパーと革の達人の撥水力の違いの検証でした。

結果はほぼ互角…目立った違いは見られませんでした。

ツヤの具合も同じくらい・撥水力も同じくらいととても似た効果を発揮してくれました。

革のお手入れにどちらも使いやすくてしっかり撥水して革財布を守ってくれるので、どちらか一つは持っておいて損はありません。

梅雨の時期には特に活躍するレザーワックスでもあるためぜひ一度使ってみて下さい。

ラナパーVS革の達人比較参考動画

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