こんにちは！ハレルヤのYouTube担当のぶっちーです。
革財布のお手入ればかりいつもしていますが、今回は革のバッグのお手入れについてブログを書いていこうと思います。
手間ひまかかるレザーバッグのお手入れですが、一度行ったらさらに長く綺麗に使えるようになり愛着も沸きます。
自宅で出来るレザーバッグのお手入れ方法を紹介するので、ぜひ今回の記事や動画を参考にして実践してみてください。
お手入れするだけでいつものレザーバッグが見違えるようになります!!
レザーバッグのお手入れ方法
基本的には革財布のお手入れ方法と同じ流れで行います。
注意するポイントが革財布に比べて少し多いので、その点だけ注意しながらお手入れしていきます。
基本のお手入れ方法をご紹介するのでまだレザーケアをしたことが無いならこの工程でお手入れしてみて下さい。
レザーバッグお手入れ①ブラッシング
レザーバッグのお手入れステップ①はブラッシング。
今回は馬毛ブラシを使ってレザーバッグ表面についた埃や汚れを掃き出していきます。
レザーの面が多いので時間がかかりますが、しっかり全面をブラッシングして行きましょう。
力加減はサッと掃くくらいであまり力まずにブラシを持ってブラッシングするのがポイント◎
ゴシゴシすると傷みやすくなるので注意してササっとレザーバッグ全体をブラッシングしていきます。
レザーバッグはお財布と違って縫い目や溝が多くあるので埃や汚れが溜まりやすくなっています。
こういった部分は結構忘れがちになるのでボディ部分以外もしっかりとブラッシングしていくのを忘れずに◎
忘れたままクリームを塗ったりするとダメージの原因になるので注意が必要です。
ブラシの先を使ってサッと掻き出す感じで縫い目や蓋部分の溝はブラッシングしてみて下さい。
ハンドルやレザーの継ぎ目なんかも忘れがちな部分。
特に手で持つハンドル部分はダメージもあり皮脂もついたりするのでしっかりブラッシングしておいてください。
とにかく細かな部分に注意して順番にブラッシングしていくのがレザーバッグのお手入れのポイントです。
これだけでも普段使いのバッグは綺麗になって長持ちするので、まだお手入れしたことがなくてフルコースのレザーケアをするのが億劫ならブラッシングだけでも行っておくのがおすすめ◎
愛用しているレザーバッグのほこりや汚れをしっかり落として綺麗にしましょう。
レザーバッグお手入れ②レザークリームを塗る
レザーバッグのお手入れステップ②はレザークリームを塗ります。
ブラッシングでしっかりと埃や汚れを落としたら、革に加湿して潤いを与えていきます。
使っていると油分が抜けてきて乾燥してひび割れてくることもあるため、定期的にレザークリームやレザーオイルで加湿・保湿するのがレザーケアのポイント。
今回はコロニルの1909シュプリームクリームを使って潤いを補給していきます。
クロスにパール大くらいのレザークリームを取り、ゆっくり円を描くように満遍なく塗っていきます。
この時、レザーバッグで面が広いからといって一気に大量のレザークリームを取らないでください。
一気に塗りたい気持ちはあるのですがそうするとシミの原因になるのでおすすめしません。
何度かに分けて少量のレザークリームを延ばして塗っていく方が綺麗な仕上がりになります。
レザーバッグのボディだけにクリームを塗って満足…ではなく、ブラッシングの時と同じように隙間や角にもしっかりとレザークリームを塗っていきます。
汚れも溜まり乾燥しがちな部分なので忘れずにクリームを塗ってください。
クリームが残るけど大丈夫…？と心配になるかもしれませんが、仕上げで取ることができるので気にせず思いっきり塗って大丈夫◎
底面は特に汚れたり傷がついたりとダメージが蓄積するので忘れずにしっかりと塗っていきましょう。
レザーバッグでは折り癖によってはシワ部分も出てきます。
そういったシワ部分は乾燥してひび割れになる原因となるので、レザークリームはしっかりと塗りこむのがベスト。
なかなか塗りにくいのではじめはうまくシワの隙間にクリームが入らないかもしれませんが、そういった時はシワの周りはクリームを塗らずにシワ部分に少しだけ量を増やして塗ります。
そのまま広げていき、最後のブラッシングの工程でしっかりシワの隙間までレザークリームを浸透させていきます。
レザーバッグのお手入れでは角や溝、シワ部分が特に重要になってくるので忘れずにレザークリームを塗ってあげて下さい。
全体的にレザークリームを塗った状態が写真の様な状態。
しっかりツヤが出て見た目が見違えるように変わりました。
1ヶ月～2ヶ月に一度塗るだけでも潤いが補給されて見た目も中身も変わるので、レザークリームを塗る工程は入れる方がおすすめです。
毎回使わなくていいので、レザーケアをこれから始める時でもブラッシングに慣れたころに使えばOK。
見た目が少し乾燥してきてあまり格好良くないな…と感じたくらいでレザークリームを使ってみて下さい。
レザーバッグお手入れ③仕上げのブラッシング
レザーバッグのお手入れステップ③は仕上げのブラッシング。
レザークリームを全体的に塗ったら最後はクリームの成分をしっかりと革に浸透させていき、隙間に残ったクリームを均していく工程です。
レザーバッグは面積も大きく隙間もあるので一回だと綺麗にクリームを塗れなかったりしてムラになりがちです。
なので仕上げのブラッシングでしっかりとクリームを均一にしていき、ブラッシングの摩擦熱でしっかりと潤い成分を革に浸透させていき効果を高めます。
しつこいほどお伝えしていて申し訳ないのですが、やはり縫い目や角や溝にクリームもたまるので忘れずにブラッシング。
残っているとシミになったり埃や汚れが付着する原因になるので逆にレザーバッグにダメージを与えてしまします。
一気にザっとやるよりも、しっかりとブラッシングする部分をエリア分けしながら落ち着いて仕上げていくのがポイント◎
このブラッシングを丁寧に行うと見た目もかなり変わるので、最後のレザーケア工程だからといってさぼらないようにしてみてください。
レザーバッグを基本の方法でケアした結果
以上の3つのレザーケア工程でレザーバッグをお手入れした結果が上の写真の通りです。
かなりツヤが出て見た目が生まれ変わりました。
クリームを塗ってしっかりと仕上げのブラッシングもしたことで潤いも革に浸透してパリパリした感じもなくなりました。
少し手間をかけるだけで一気に状態がかわり長く使えるので、たまにはレザーバッグのお手入れもしてみてはいかがでしょうか。
ぜひこれからの革製品のお手入れの参考にしてみてください。
今回のバッグお手入れの参考動画
テキストだけではわかりにくい！という時は下のYouTube動画を参考にしてみてください。
ブラッシングのシーンやクリームを塗るシーンも収められています。
バッグのお手入れは時間と手間がかかりますが、その分かなり綺麗になり寿命も延びるので、ぜひ試してみて下さいね。
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