家にある日用品を使って革製品を自分で簡単修理!

毎日使う財布やバッグ、革製品は高級感も耐久性もあり誰もが一つは持っているのではないでしょうか?

毎日使うものだからこそ、急なトラブルや故障が起きると慌ててしまいがちです。

今回はそんな革小物のトラブルに自分で対処できる応急処置をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

引っかき傷がついてしまった!

よくあるトラブルはやはり小さなキズ。使い込んでいくとエイジングが進みキズもあまり気にならなくなりますが、使い始めや、目立つ場所のキズはできれば付けたくないもの、、、。

そんな時に便利なのは「歯ブラシ」+「ハンドクリーム」です。

キズ、汚れ部分を柔らかめの歯ブラシで綺麗にブラッシングします。

ブラッシング後にクリームを塗ることでより仕上がりが綺麗になります。通常は革用クリームがベストですが、常備していない場合はハンドクリームでの代用も可能です。

 

財布のホックがゆるくなった

財布によく使われている「ばねホック」がゆるく、閉まらなくなった場合は、突起側の「オス」が削れて、「メス」側のバネ部分との噛み合わせが悪くなっているケースがあります。

そんな時はラジオペンチでオス側の突起部分を掴み、90度回転します。

すると噛み合わせ部分が変わるのでパチっと閉まるようになります。

メス側のバネ部分が壊れている場合は付け替えが必要なので、その場合は専門店に修理依頼をした方が良いでしょう。

 

ファスナーの滑りが悪い時

ファスナーの滑りが悪い時はロウソクを金具部分に塗り込んでみるのも有効です。

ロウソクをファスナーの金具部分に当てて、満遍なく滑らせていきます。オモテ面とウラ面どちらも滑らせたら指で金具全体に馴染ませて、何度か開閉してみましょう。

滑りが良くなったら隙間に落ちたロウソクの粉を柔らかい歯ブラシで除去して下さい。

ファスナーの滑りが良く無い状態で無理に開閉を繰り返すと故障に繋がるので気づいた時は早めに対処すると良いでしょう。

 

糸のほつれが出てきて心配、、、

財布やカバンなどの小物に多いのが糸のほつれです。

そんな時は飛び出した糸の先端にライターの火を当てて溶かすことで、これ以上のほつれを防ぐことが出来ます。

実際に革製品の現場でも使われる方法で「焼き止め」と言います。ライターの火を一番小さくし、温度の低い部分で約1秒、先端に火がついたらすぐに離してください。長く火を当てすぎると革自体が焦げてしまうことがあるので注意が必要です。

 

革端のバサバサ解消

革製品はモノによって処理が違い、ベルトなどは革端がそのまま出ているモノも多くあります。

「コバ」と呼ばれる革端部分や、「トコ」と呼ばれる革の裏面は長年使うと毛羽立ってきてしまい、劣化も進んでしまいます。

そんな時は布をくるんだものに透明なニスを含ませて、毛羽立ちを押さえます。劣化防止とともに、革の寿命を長くする効果が期待できる方法です。

 

革靴の型崩れには即席シューキーパー

突然の雨に濡れて革靴やパンプスを自宅でケアする場合にはしっかりとタオルなどで水気を拭き取った後、型崩れを防止するのに便利なのが新聞紙と割り箸を使った即席シューキーパーです。

 

湿気を内側からも吸い取ってくれる新聞紙をしっかりと詰めて、割り箸でかかと方向へテンションをかけることで雨濡れ後のへたりを予防します。

 

革にカビが生えてしまったら?

梅雨時期には特に注意したい「カビ」ですが、革小物も湿気を含んだ状態で長く放置してしまうとカビが生えてしまうことがあります。

そんな時もすぐに諦めずに、行える対処法があります。

まずは表面についた汚れ、カビをしっかり水拭きで除去してください。次に手指消毒などに使うアルコール除菌剤を布に含ませ外側から、内側からしっかりと拭いていきます。通常は布であまりゴシゴシすることは好ましくありませんが、カビが生えていた場合は中までカビをしっかりと取るためにゴシゴシと行っても良いでしょう。

カビを落としたら新聞紙を詰めるなどして型崩れを防いだ状態で一度乾燥させ、必ずクリームで保湿してください。

 

最後に

いかがでしょうたでしょうか?大事にしている革製品にトラブルがあると焦ってしまいがちですが、処置をすれば改善することがあります。

ぜひ参考にしてみてください。

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