レザーケアと一口に言っても様々なお手入れ用品があり、どれを選べばいいかわからない!ということはありませんか?
今回は手軽に手に入る100均のレザーケア用品とちょっとこだわってお手入れしたい方に向けたレザーケア専用お手入れ用品の両方を使ってお手入れします。
同じレザーケア用品でどれくらい仕上がりが違うのかを見ていきますので、これから革のお手入れをしてみようかなという場合は参考になればなと思います。
どちらがいいというわけではありませんので、組み合わせて使ったり仕上がりの革のツヤ感や色味の好みに合わせてレザーケアを楽しんでみて下さい。
100均のレザーケア用品でケア
まずは100均で手に入るレザーケア用品を使って革財布をお手入れしてこうと思います。
全て100均のレザーケア用品を使うので、革のお手入れをまだしたことないけどしてみたい!という方におすすめです。
手軽に入手出来て、全部揃えても300円とかなりリーズナブル。
これくらいでいいや。という場合はかなりコスパが良いのでぜひ参考にしてみて下さい。
①100均の豚毛ブラシでブラッシング
まずはレザーケア定番のお手入れ工程であるブラッシング。
今回はダイソーさんの豚毛ブラシを使います。
これもなんと100円!
個人的には100均レザーケア用品の中でも一番優秀と思うほど使えるブラシです。
軽く持ってサッサと掃くようにブラッシングしていきます。
ステッチや角の部分に気を付けながら革財布の表面についた汚れやほこりを落としていきます。
②100均のクリームを塗る
2つ目の工程はクリームを塗る工程。
今回使う100均のクリームは、艶出しクリーム。
本来ならここでは加湿や保湿効果のあるクリームを使うのですが、売っていなかったため艶出しクリームを塗ることにします。
100均以外のアイテムで代用する時はここでニベアなどのハンドクリームで代用してもOK。
革は加湿・保湿しないとひび割れなどの原因になるのでご注意ください。
クリームは少量取って、クロスを使って薄くまんべんなく塗っていきます。
ステッチ部分や角もしっかりと塗ってクリームが挟まっても大丈夫。
この後の仕上げで整えるので、まずは全体的にクリームを塗っていきましょう。
③仕上げのブラッシング
最後の工程は仕上げのブラッシング。
ここでも最初の工程と同じ豚毛ブラシを使います。
ブラッシングで隙間に残ったクリームを掃き出し、熱でしっかりと革にクリームの栄養を浸透させていきます。
ブラッシングは面倒くさい!という場合は、余分なクリームを乾拭きしてふき取るだけでも最悪OK。
クリームのムラが無いように仕上げていきましょう。
レザーケア専用アイテムでお手入れ
続いて反対面にはレザーケア専用アイテムでお手入れしていきます。
仕上がりの結果は比較して最後にお見せするので、まずはお手入れ工程からご紹介していきます。
①馬毛ブラシでブラッシング
今回使うレザーケア専用アイテムは、ハレルヤから登場しているヌメ革専用のレザーケアセットを使っていきます。
【レザーケア】Hallelujah オリジナル ケアセット 化粧箱
こちらに付属している馬毛ブラシを使い、100均の工程と同じくブラッシングしていきます。
表面の埃や汚れをしっかりと落としていきます。
ここで使う馬毛ブラシは100均の豚毛ブラシより柔らかいものになるので、工程①のブラッシングに向いています。
もちろん豚毛ブラシでもOKなのですが、柔らかい革だったり傷つきやすい革の場合は馬毛ブラシの方がおすすめです。
②レザー専用クリームを塗る
ここも100均と同じくレザークリームを塗っていきます。
こちらで使うレザークリームはしっかりと加湿・保湿ができるためしっかりと革に栄養補給が可能。
少量をクロスに取って満遍なく塗っていきます。
隙間や角にもしっかりと塗っていき、隅々まで革に加湿・保湿していきます。
レザーケア専用アイテムなのでしっかりと加湿・保湿ができる点がやはり良いです。
③仕上げのブラッシング
同じく最後はブラッシングで仕上げます。
隙間に入ったクリームや余分なクリームを均していく工程です。
仕上げ具合のツヤ感によりますが、ここで使う馬毛ブラシは先ほどの100均のブラシよりもツヤ感が抑えられます。
仕上げでツヤを出したい時には豚毛ブラシで仕上げるのがおすすめです。
100均とレザー専用ケア用品の仕上げ結果
それでは100均のレザーケア用品を使った場合と、レザーケア専用品を使った場合の仕上がりを比較してみましょう。
ぱっと見ではわかりにくいですが、触るとかなり違った仕上がりになります。
使う革の種類にもよりますが、100均のレザーケア用品で仕上げた場合は思ったよりツヤが出ず、加湿・保湿をしていないため潤いもイマイチ。
艶出しワックスのおかげでコーティングされた感じはありさらっとした仕上がりになりました。
レザーケア専用品を使った場合は、やはり革の潤い具合がかなり良く、しっかりと加湿・保湿できて革が復活したような手触りになりました。
クリームの種類にもよりますが、程よいツヤも出て綺麗な見た目に◎
コーティングした感じはないので、もし水に濡れる心配がある場合は防水スプレーを使ったりシリコン入りのワックスで最後は仕上げてもいいかもしれません。
100均レザーケア用品と専用品の感想
今回は100均のレザーケア用品とレザーケア専用品を使い比べてみました。
両方使った感想としては、組み合わせて使うと最強!?という感じ。
こうしたらいいのでは?と思った工程と道具は
工程①馬毛ブラシ
工程②レザー専用クリームを専用クロスで塗る
工程③豚毛ブラシで整える
工程④艶出しワックスを薄く塗る
工程⑤豚毛ブラシでツヤ仕上げにする
という感じです。
100均のレザーケア用品とレザーケア専用品を上手く組み合わせるとより革のお手入れも楽しめるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
今回使ったレザーケア専用グッズ
【レザーケア】Hallelujah オリジナル ケアセット 化粧箱
今回の記事の参考動画