メルカリで買ったボロボロの革財布をお手入れして綺麗にする

こんにちは。ハレルヤYouTube担当のぶっちーです。

革財布は使っているとどうしても劣化していきボロボロになってしまい、高かったブランドの革財布でも泣く泣く諦めないといけないこともありますよね。

そんな革財布がメルカリにはたくさん出品されています。

どうにかしてお手入れできないだろうか…と思い、今回はメルカリでボロボロの革財布を購入して綺麗に手入れしてみようと思います。

フェラガモのボロボロの革財布がどれくらい綺麗になっていくのか…。

本日の記事から3本に渡ってお手入れの方法と経過をお届けいたします。

ボロボロの革財布を綺麗にする方法

今回メルカリで買ったボロボロの革財布を綺麗にするために、レザーケア専用の道具を使っていきます。

こちらの写真のフェラガモの革財布なのですが、見てわかるように傷があり元々黒かった革財布が白っぽく変化しています。

乾燥もしている状態でかなり状態が悪いです。

代用品でいつもは実験するところなのですが、しっかりレザーケア専用品を使ってお手入れをするとどれくらい綺麗になるのかを見ます。

しっかりお手入れするので、メルカリで買った革財布や使い古した革財布のお手入れをする際には参考にしてみてください。

革財布の手入れ手順①ブラッシング

メルカリで買ったボロボロの革財布のお手入れ手順1つ目は『ブラッシング』

今回はコロニルの馬毛ブラシを使ってブラッシングしていきます。

革財布のお手入れ定番の工程にはなりますが、必ずやらなければならない工程。

表面にかなり汚れやほこりが付いた状態なので、馬毛ブラシでしっかりと落としていきます。

さっと掃くイメージで革財布全体をブラッシングしていき、ステッチ部分などの細かいところの汚れもしっかり掃き出していきます。

おそらく全然お手入れされていない革財布なので、しっかりめにブラッシングして汚れをおとしてから次の工程に移ります。

革財布の手入れ手順②レザーシャンプー

メルカリで買ったボロボロの革財布のお手入れ手順2つ目は『レザーシャンプー』

ブラッシングをしても定着した汚れなどは落としきれないため、全体をレザーシャンプーで洗っていきます。

革財布を水に浸けるのは抵抗があるかもしれませんが、ここは思い切ってお手入れします。

まずは大きな入れ物に水かぬるま湯を入れ、革財布をドバっと一気に浸します。

ここで少しずつ浸けるとシミになる可能性もあるので、思い切って浸しましょう。

押し洗いしてまずは革財布の汚れを浮かせて落とします。

強く擦ったり揉んだりしないようにしてください。

何度かひっくり返したり向きを変えたりして革財布全体に水が行きわたり汚れがある程度落ちたかなというところで引き揚げます。

引き揚げたら一度タオルの上などに革財布を置き、水を取り替えます。

続いてレザーシャンプーを使います。

付属のスポンジにシャンプーを100円玉程度の大きさ垂らして泡立てていきます。

塗れた状態の革財布を優しく洗うのですが、ここでゴシゴシ擦るのはNG。

磨くようなイメージで優しく表面の汚れを落としていって下さい。

全体的に思い切って泡で洗い、忘れずにステッチやシワ部分も洗います。

もしスポンジが入らない時は歯ブラシを使って磨くのも方法の1つです。

レザーシャンプーで全体をしっかり洗ったら、取り替えた水の中に浸して洗い流していきます。

ここでもぐちゃっとしたり力を加えるようなことはしないでください。

押し洗いや撫でるようにして革財布表面の泡を落としていきます。

ここで落とし残しがあると革財布の状態悪化につながるため、しっかりと泡を落とすのがポイント。

一度で落ちない場合は2~3回水を変えて、革財布に泡が残らないように落としていきましょう。

洗い終わったらタオルに置き、タオルドライをしていきます。

ここでもゴシゴシせず、タオルを押し当てて優しく革財布の水分を取っていきます。

何度かタオルを変えある程度革財布の水分を取ったら、風通しがいい日の当たらない場所で乾燥させます。

この時、ドライヤーで一気に乾かしたりするのはご法度。

革の状態が一気に悪化してしまうので、自然乾燥させて次の工程に移ります。

革財布の手入れ手順③レザークリーム

メルカリで買ったボロボロの革財布のお手入れ手順3つ目は『レザークリームを塗る』

洗い終わって少し乾いてきて、だいたい半乾き~2/3乾きくらいの時にレザークリームを塗っていきます。

完全に乾かす前に行うのがポイントです。

指やクロスにレザークリームを取り、革財布全体に塗りこんでいきます。

この時革財布にシミがあり気になっているなら、シミの部分にクリームを少し多く塗り、指で揉みこんでいくとシミがマシになる可能性があります。

レザークリームを塗って加湿・保湿していかないと、水に濡らした革財布は乾燥してパリパリになりひび割れしてしまうので、このレザークリームの工程も丁寧にしっかりと行います。

シワやステッチなどの細かい部分もお忘れなく。

革財布の手入れ手順④仕上げのブラッシング

メルカリで買ったボロボロの革財布のお手入れ手順4つ目は『仕上げのブラッシング』

いよいよ最後の仕上げの工程です。

レザークリームをふんだんに塗り込んだ革財布ですが、塗りムラがあったり隙間にレザークリームが残っていたりします。

そこで豚毛ブラシを使って最後に整えていく+クリームの栄養分を革財布に熱で浸透させていきます。

馬毛ブラシでもいいのですが、しっかり熱を加えツヤを出したいため豚毛ブラシを使います。

初めのブラッシング同様に軽く持ちサッと掃くようにブラッシングしていき、隙間のクリームや余分なクリームを均していきます。

艶出ししたい場合は若干力を入れてサッとブラッシングすればOK。

あまり念入りに全体をブラッシングしなくても大丈夫なので、余分なクリームや取り残しが無ければ完了です。

ボロボロの革財布を綺麗に手入れした結果

メルカリで買ったボロボロの革財布をレザーケア専用品でお手入れした結果が御覧の通り。

汚れはしっかり落ちて、傷が目立ちにくくなり色味も少し深くなりました。

なにより写真やブログではお伝え出来ませんが、革の質感が柔らかくなり蘇りました。

もう使えないかも…と思っていたボロボロの革財布がここまで復活したので、このお手入れ方法は活用できます。

もし気に入って使っていたボロボロの革財布があれば、レザーケア専用品でしっかりとお手入れしてみて下さい。

メルカリのボロボロ革財布を手入れする参考動画

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