こんにちは。
ハレルヤYouTube担当のぶっちーです。
革バッグを使う方は多いですが、手入れまでするという方はあまり聞いたことがありません。
それでも革バッグは手入れしないと汚れたり乾燥したりしてダメージが蓄積していき劣化していきます。
専用品は高いしどれが良いかわからないから革バッグの手入れがなかなかできない…という声も聞きます。
そこで今回は革バッグの手入れをニベアを使って行う方法を公開します。
ニベアであれば薬局などで手軽に手に入るので、革バッグを使っているならぜひニベアで手入れしてみて下さい。
なぜ革バッグに手入れが必要なのか
そもそも革バッグにお手入れが必要な理由って深く考えたことがありますでしょうか?
なんとなくお手入れが必要だからやらないとなーというくらいで捉えている場合も多いと感じます。
革バッグをお手入れする理由が少しでもわかれば、習慣的に革バッグのお手入れも実施できるでしょう。
簡単ですが、以下の様な理由で革バッグのお手入れが必要となります。
・革が乾燥してひび割れが発生する
・油分や水分が抜けてパサパサし見栄えが悪くなる
・汚れやほこりが付着して乾燥やカビ発生の原因になる
といった大きな理由があります。
革バッグを長く綺麗に使うためにもお手入れは欠かせないのです。
革バッグの手入れにニベアが使える理由
革バッグのお手入れにはレザークリームを使うのが一般的ですが、普段から革バッグの手入れをしない場合はなかなか手元にないことが多いです。
買うにしても種類も多く値段もややパッ買いにくい価格帯のものが多かったりと難しい要素も多いです。
そこでまずは革バッグのお手入れを始めるきっかけとして代用できるハンドクリームなどから始めるのがおすすめ。
中でもニベアはレザークリームと成分が似ているため比較的様々な革バッグに使いやすくなっています。
保湿成分がレザークリームに似ていることで比較的ニベアは革バッグのお手入れに使えるため、革バッグの手入れをしたことが無い場合にはまずはニベアから使ってみるのも良いでしょう。
薬局で数百円で入手することができるため、緊急の革バッグ手入れにも使いやすいためおすすめです。
ニベアを使った手入れ方法
それでは実際にニベアを使った革バッグのお手入れ方法をご紹介します。
基本的な革バッグの手入れ手順になるので、ニベアを卒業して革バッグ用のレザークリームを使う場合でも手順は変わりません。
お手入の方法を覚えるということも併せて実践してみて下さい。
用意するものは、「馬毛ブラシ」「ニベア」「クロス」の3点。
もし馬毛ブラシが無い場合に家であるもので革バッグの手入れをしようと思う場合は、
「柔らかめの歯ブラシ」
「ニベア」
「Tシャツ端切れや柔らかいタオル」
を用意しておいてください。
1.ブラッシング
革バッグをニベアでお手入れする方法その1は『ブラッシング』
ニベアをいきなり塗るのはNG!
まずは革バッグの表面についた汚れやほこりを落とす必要があります。
このブラッシングの工程を省いていきなりニベアを塗ると、汚れを閉じ込める形になり革バッグの状態悪化につながります。
まずは馬毛ブラシや歯ブラシで革バッグ表面をブラッシングします。
ハンドルやジップ、縫い目などの隙間は特に念入りにブラッシングしていき、汚れやほこりをなるべく取り除いておきましょう。
力を加えずにサッと掃くイメージでブラッシングするとやりやすいです。
柔らかい革を使った革バッグをブラッシングする時には力を入れると傷になる可能性があるので注意が必要です。
2.ニベアを塗る
革バッグをニベアでお手入れする方法その2は『ニベアを塗る』
ブラッシングが終わればニベアを塗っていきます。
指やクロスにパール大程度のニベアを取り、少し伸ばします。
いきなり革バッグにニベアを付けてしまうとシミになる可能性があります。
指やクロスの上で伸ばしてから革バッグの上で伸ばしていきましょう。
円を描く様な感じで満遍なくニベアを革バッグに塗っていき、白っぽさが残らないくらい塗り込みます。
特にシワ部分や折り曲げ部分は乾燥しやすいため、念入りにニベアを塗り込んでいきましょう。
ステッチや隙間にニベアが入って残るのが心配になるかもしれませんが、仕上げの段階で取り除くことが可能です。
とにかく塗り残しが無いように満遍なく革バッグ全体にニベアを塗り込んでいきます。
もし塗り過ぎてベタベタした時には乾いたクロスやタオルで拭き取っておきましょう。
3.仕上げ
革バッグをニベアでお手入れする方法その3は『仕上げのブラッシング』
最後に再びブラッシングします。
使うブラシは最初に使った馬毛ブラシや歯ブラシでOKですが、汚れやほこりが付着した状態なので軽く洗って乾かしたものを使いましょう。
出来ればブラシを変えて仕上げるのがおすすめ◎
さらに言えば、ツヤ出しや綺麗な見た目にしたい時には豚毛ブラシを使って革バッグの仕上げをするといいでしょう。
豚毛ブラシはツヤがかなりイイ感じに出るため、革バッグの表情もはっきりして艶やかになり見栄えが良くなります。
サッと掃く様な感じでブラッシングするのですが、もし艶を出したい時は革バッグ表面と並行にブラシを持ってブラッシングします。
摩擦でニベアを革バッグに浸透させる役目もあり、仕上げのブラッシングもしっかり行いましょう。
この時に隙間やステッチに入ったニベアを取り除き、ニベアを満遍なく均していくことも忘れずに。
ブラッシングをしてもべたつく場合はクロスやタオルで余分なニベアを革バッグから取り除いておいてください。
革バッグをニベアで手入れまとめ
ニベアは結構革バッグの手入れの代用品として使われることが多いアイテム。
それでも革バッグの手入れ専用品ではないため、継続して使うのはあまりおすすめしません。
革バッグお手入の入門編として試しに使う程度で、継続して革バッグを手入れするなら専用クリームを選んで使ってみて下さい。