こんにちは!
たまさとです☺️
革製品と言えば、長く使えば使うほど味が出て自分だけのものになっていくのが、革製品を使う上での一番の楽しみです。
同時に、長く使うことによって部品が劣化して使いにくくなってしまったり、壊れてしまうこともあります。
Hallelujahではお客様からの修理依頼品を、南堀江工房 プロダクトカンパニー長 濱田 が、一点一点メンテナンス・修理させて頂いております。
今回は、お客様が3年間大切にお使い頂いた長財布の修理風景をご紹介させていただきます☺️
3年間お使い頂いたお財布
修理前
では、修理する所を見てみましょう。
こちらをどうやって直していくのか、解説と共にご覧いただければと思います。
ファスナー交換
今付いているファスナーを、新しいものに付け替えます。
簡単そうですが、お客様の大切なお財布をファスナーだけ交換して元通りにする必要があるので、とても難しい作業になります。
古いファスナーを取り外す
新しいファスナーを貼る
縫い合わせる
先程の外装の中央を縫う時もですが、元々縫っていたミシン目の穴に一目一目綺麗にはまるようにゆっくり慎重に縫っていきます。
修理する時に一番慎重に進める行程になります。
修理後
メンテナンス
修理を終えお客様にお返しする前に、また新たな気持ちでお使い頂けるよう、細かいメンテナンスもさせて頂いております。
今回は、お使い頂いてるうちに色が剥げてしまっている側面と、外側の白い斑点が付いているところを、元の色に戻るように専用の塗料で色付けします。
いかがでしたか?
どんな風に修理していくのかを見ていくと共に、どうやって長財布が作られているのかということも垣間見えたのではないでしょうか😄
お客様からの修理依頼品は、お客様がまた新しい時間をその革製品と共に育んで行けるよう、その都度心を込めて修理させて頂いております。
Hallelujahの革製品と出会っていただいた感謝の気持ちを、修理品と共にお返しさせて頂きます。
最後まで読んで頂き有難うございました。
では、また👋