レザーソムリエ初級の試験対策と過去問まとめ

こんにちは。ハレルヤのYouTube担当のぶっちーです。

先日2023年度レザーソムリエ初級の試験を受けてきました。

革好きから仕事として革に触れている方なら取っておいて損はないレザーソムリエの資格。

今回は実際に試験を受けるまでのレザーソムリエ初級の勉強方法や過去問について触れていきたいと思います。

これからレザーソムリエ初級の資格を取得しようと考えているなら参考になるかもしれません。

試験対策や過去問ははっきり覚えていない部分もあるため、こんな感じというくらいで見ておいて下さい。

レザーソムリエ初級資格のメリット

レザーソムリエ初級資格は何に役立つのか。

持っているとどんなメリットがあるのか。

資格の名前以上に資格取得時のメリットはなかなか知れ渡っていないようです。

レザーソムリエ初級資格を持っていると、仕事の幅が広がるのはもちろんですが以下のメリットがあります。

・レザーソムリエ初級の認定カードがもらえる

・併せてレザーソムリエ初級の認定証がもらえる

・レザーソムリエ認定バッジがもらえる

・皮革工場の見学ツアーに参加できる

といったメリットがあります。

資格の裏付けがあり、正しい知識を身に着けることで接客やプレゼンテーションの時にかなり説得力が増すことで信用を得ることも可能。

皮革に関わることがある業界や業種であればかなり役に立つ資格です。

レザーソムリエ初級の試験対策

レザーソムリエ初級資格を手に入れるためには年に1度開催されるレザーソムリエ初級資格試験を突破しなければなりません。

レザーソムリエ初級資格試験の合格ラインは80%以上の正解と言われており、なかなかハードルが高い様に感じるかもしれません。

ですが実は試験対策はとてもシンプルで比較的取りやすい資格となっております。

レザーソムリエ初級資格試験の試験対策というのもかなりシンプルで、『テキストをひたすら読み込む』ということ。

このシンプルな方法がかなり有効なのです。

レザーソムリエ初級テキストは公式HPをはじめ、主要都市で年数回開催される皮革講座初級でも販売されています。

このどちらかでレザーソムリエ初級のテキストを入手して、あとは反復して読み込むことがかなり大切です。

というのも、試験の内容はこのテキストから8割程度出題されます。

残りの2割は皮革講座初級のお話や資料から出題されたり、テキストの内容に付随する予備知識の様なところから出題されます。

ということは、レザーソムリエ初級テキストをしっかり覚えるだけで一気に合格ラインに立つことができます。

テキスト自体もかなり薄く、慣れてくると1冊読むのに1時間程度の内容。

始めは各カテゴリを読んで終わり。次の日は次のカテゴリへ…。

という感じで少しずつ読み進めるのがおすすめ◎

全4章で1/3くらいは図解の内容なのでかなり楽です。

アリニン染めやタンニン鞣しなどの鞣し方、スウェードの特徴など、皮革の知識である部分は集中的に覚えておきましょう。

テストでも比較についての知識は1/4以上出る内容となるためしっかりテキストで覚えるのが対策としてかなり有効。

問題出題文もテキストの文言と同じかほぼ似た表記で出題されるので、丸暗記でも対応できます。

時間があるならノートに書いてまとめる方法や、テキストにマーカーを引いて赤シートで隠して覚える方法など、記憶しやすい方法で試験対策してみて下さい。

レザーソムリエ初級の過去問

レザーソムリエ初級資格試験の過去問はどういったものが出たのでしょうか。

2017年からスタートした比較的歴史は浅い最近の資格試験となり、過去問の数もなかなか公開されていません。

それでも毎年共通して出題されている内容もあるため、やはりテキストの読み込みは必須。

いくつか2023年に出題された内容を含めて、レザーソムリエ初級資格試験の過去問をリストアップしていきます。

資格試験前に順番に答えてみて下さい。

シンプルに特徴を答える場合もありますが、あっている表記を選べや間違えている表記を選べといった出題形式のことが多いようです。

しっかりと覚えていれば表記を選ぶ出題でも対応できるので安心してください。

レザーソムリエ初級資格試験の過去問例

・アリニン仕上げはどのような仕上げか

・顔料仕上げの特徴を答えよ

・タンニン鞣しの特徴

・クロム鞣しの特徴

・クロム鞣しで使われているのは何価クロムか

・天然皮革の特徴は何か

・スウェード革の特徴

・ヌバックとは何の革か

・ワニ革に見られる特徴

・牛革の背中の部分の名称に当てはまるものはどれか

・皮革の製造工程

・レザーシューズのパーツ名称または別名

・レザーシューズの種類の名称

・ヒールの形の名称

・レザーバッグの名称

・革小物の名称または別名

・ベルトの張り合わせについてあっているもの

・ベルトのバックルに使われる金属で多い物はどれ

・アイスマンが身に着けていたものは何か

・ワシントン条約の別称

・エキゾチックレザーの流通量を確保するための取り組みとして何をしているか

・オーストリッチとは何の革のことか

・牛革の種類の順番として若い順からあっているもの

・カーフの生産量が多い地域

・雨の日の革製品の取り扱いについて間違っているもの

・革として流通していないもの

・革製品の手入れの順番

・オイル革の特徴

このような過去問が出題されています。

過去問から見る試験対策

過去問から見られる傾向として、毎年共通して皮革の基本的な部分については重複して出題されています。

天然皮革の特徴や仕上げ、原料の特徴などの超基本的な部分はしっかりと覚えておく方が良さそうです。

中でもスウェードとやベロアの特徴は似ていたりして混合してしまうこともあるため、製造工程をイメージして特徴をつかんでおきましょう。

また、牛革やエキゾチックレザーの部分もしっかりと覚えておく必要があります。

レザーソムリエ初級テキストの小さな字で書かれている部分も出題されることが多々あるため、隅々まで読み込んでいれば答えられます。

まとめ

レザーソムリエ初級資格試験はテキストの反復で比較的取りやすい資格試験だと思います。

皮革講座は夏前から始まるので、まずはその体験会に参加してテキストを入手して、じっくり毎日読んでいけば11月の試験には十分間に合います。

テキストを読みながらイメージを膨らませてしっかり記憶して、資格試験に臨んでみて下さい。

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