【刻印いろいろ】革に刻印する方法 3種類

こんにちは!

たまさとです

革製品にはだいたい、メーカーのロゴが刻印してありますよね✍️

今回は、革に文字などを刻む色々な方法のうち3種類をご紹介させて頂きたいと思います。

お付き合い頂ければ幸いです😌

刻印

刻印の種類
革に対する刻印とは、金属・プラスチック・樹脂・木材等の素材で出来たロゴマークや文字を押し付けたり焼き付けたりすることで、革の表面に転写することを言います。

素押し

まず、革の刻印でよく見られるのは「素押し」ですね。

素押し見本
「素押し」とはそのままの意味で、革の表面に直接刻印を当てて、上から強い力でプレスすることで文字やロゴを刻む方法です。
素押し風景
革の下に硬い鉄板などを敷くと綺麗にくっきり入ります。 栃木レザー等の表面が固く、分厚くしっかりした革は素押しがとても綺麗に入ります。 逆に、シボ(革の表面のしわ模様)の多い革や柔らかいクロムなめしなどの革は入りにくくなっています。

焼印

焼印見本
革の表面に高温の刻印を押し当て、表面に文字などを焼き付ける方法です。
焼印風景
焼きごての先に金属製の刻印を装着して高温になるまで待ち、表面に押し当てて焼き目をつけます。 表面を焼いているので、シボの多い革や柔らかい革でも関係なく刻印することが出来ます。 ただ、すぐ焦げてしまうのでその前に上手に離すのがコツです。

箔押し

箔押し見本
「箔押し」とは「ホットスタンピング」とも言い、革の上に「箔」と呼ばれるシートを乗せ、さらにその上から高温の刻印を押し当てることで革の表面に刻印を転写する方法です。箔押しもシボの多い革の表面には写りにくく、素押しや焼印と違って経年と共に箔が剥がれていってしまうという欠点があります。
ホットスタンピング機と箔シート
箔押しに使う「箔」とホットスタンピング機です。 シートや革の質感、種類によって温度を変えたりできます。

 

箔押しのセット
今回は、本来革に転写する用のシートが無かったので、急遽見つけてきた「スタンピングリーフ」という、紙のカード等に転写するシートを使わせて頂きます🙇🏻‍♀️ このように、機械の鉄板に刻印をセットして、シート⇒革の順番に敷きます。 この時、シートの向きを間違えないように気をつけます。
箔押し風景
ちなみに、この機械で箔を敷かないで刻印をそのままプレスすれば焼印をすることも可能です。 焼きごてでするよりも均一で綺麗な仕上がりになります☝️ さらに、素押しだと刻印が入りにくい革にもこの機械で熱を加えながら押すことで、素押ししたかのように綺麗に刻印できます。

 

箔押し後
仕上がりはこんな感じになりました。やはり箔押し専用のシートでは無いので全然綺麗に出来なかったです😖次はちゃんとした専用のものを用意して再挑戦してみようと思います👊

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Hallelujahでは主にこの3種類の刻印を使用しています。

革の特性や製品の雰囲気に合わせて色々な刻印を使用しています。

もし気になったら、そういう所もチェックしてみてくださいね☺️

お付き合い頂きありがとうございました🙇

それでは👋

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