こんにちは。ハレルヤスタッフです。
だんだん暖かい日が増え、春らしい天候になってきましたね。
まだまだ日中の温度差が激しいので、体調管理に気をつけてください。
そろそろ新生活が始まる時期ですが、皆さん準備はできましたか?
中には、心機一転するために4月から新しいお財布に買い換える方も多いですよね。
これからレザーグッズデビューしたいという方は、
革について色々知っておきたい!と思っている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、革の種類や歴史について、一緒に学んでいきましょう😊
革の歴史
人類と革の歴史は非常に長く、その起源はなんと50万年も前。
人類の祖先が最初に利用していた革は、
私達がよく耳にするような牛や馬ではなく、
ネズミやウサギなどの小動物の毛皮だったそうです。
私はマンモスの革が最初だと思っていました(笑)
皮は乾燥させると硬くなるので雨や水、汗に弱いですが、
乾燥中に繰り返し揉んだりほぐしたりして加工すると柔らかさを保つ性質があります。
食料として食べる牛肉の残った皮を乾かして身にまとい、防寒や保護のために使われてきました。
その残った皮を「鞣し」という加工をすることで、
より優れた現在の革ができるようになったそうです。
革の種類
革製品等でよく使用される革の種類は、大きく分けて3種類あります。
・牛革
・馬革
・羊革
3種類ともそれぞれ硬さ、質感、肌触りが全然違います。
早速1つずつ説明していきますね。
1. 牛革
牛革は皆さんが一番馴染みのある革かと思います。
本革を使った革靴やライダースジャケットはほとんどが牛革だそうです。
他にも、バッグや財布、ベルトなど幅広く使用されています。
牛革の中でもそれぞれ種類があります。
こちらの人気商品『TIDY』で使用している革はプルアップレザーといい、
油を多く含んでいる為擦ると革の脂が移動して傷が目立たなくなります。
長くお使いいただくことによってツヤが出て触り心地も滑らかになります。
こちらの商品は栃木レザーという牛革を使用しています。
栃木レザー社は、栃木県で創業80年の歴史があり、
『タンニン鞣し』という国内では数少ない製法で仕上げられています。
革に負担をかけず肌目も細かく芯までタンニンの成分が浸透するため、
出来上がった革は収縮が少なく堅牢で使うほどに馴染んで深い色合いに変化していくのが特徴です。
鞣して革に加工できる皮を原皮といいますが、
原皮になりうるものは脊椎動物の皮に限られているそうです。
2. 馬革
馬革は、牛革よりも柔らかくなめらかな素材です。
形崩れしにくく革の表面の凹凸が特徴的で、
一つ一つの革の雰囲気が違います。
中でも馬のお尻部分の皮を使用した『コードバン』と呼ばれる革は、
数ある革の中でも“最高級”と評されています。
コードバン層を傷つけずに削り出す作業工程が「宝石採掘」に似ているのと、
希少性、仕上がりの美しさから「革の宝石」「革のダイヤモンド」と呼ばれています。
高級感のある光沢と、抜群の丈夫さが特徴で、
高級ランドセルのかぶせ部分や名刺入れ等に使用されているそうです。
3. 羊革
羊革の特徴としては、キメ細かくて毛穴が小さく
軽くて柔らかい素材です。
残念ながらHallelujahでは、
羊革を使用したレザーグッズを取り扱っていないのですが、
主に百貨店に出店しているブランド等で取り扱われています。
また、生後6ヶ月以内の子羊の革は「ベビーラムスキン」と呼ばれているそうです。
うなぎ革
最後にオマケで『うなぎ革』についてご紹介します。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、
うなぎの革のことをイールスキンと呼びます。
実は欧米では高級レザーとして人気の高い革です。
ギリシャ神話では、うなぎ革を身につけると金運と幸運に恵まれるという
言い伝えがあることから昔から愛用されていました。
とっても柔らかく肌触りはすべすべなのに、牛革の1.5倍の強度があるなど
ファッション性だけではなく実用性も兼ね備えています。
発色が良くカラーバリエーションも豊富です。
持っているだけでなんだか幸せな気持ちになれますね。
いかがだったでしょうか?
革には長い歴史があるので、今回紹介したのはほんの一部ですが
皆さんの参考になったら嬉しいです😊
最後までご覧いただきありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう。