【23 秋冬 レディースバッグ】サンプル作りの様子

こんにちは!

たまさとです。

毎日暑い日が続きますが、溶けそうになりながら過ごしております🫠

さて、

わたしは普段、商品開発に携わらせていただいているのですが、今回は新商品のサンプルづくりの様子をご紹介したいと思います。

楽しんでいただければ幸いです☺️

型紙作り

「何事も先ずは型作りから」

型紙作りの準備
バッグのサイズや肩紐の長さの土台になる型紙を作ります。
分度器を使って型紙を作る様子
今回は、真四角ではなく丸みを帯びた形にしたいと思ったので、綺麗な曲線を出すために分度器を使いました。
完成した型紙
型紙ができました🤘

革を裁断する

型紙に合わせて革を裁断してゆきます。

革を裁断する様子
目打ちでかたどって、包丁で切ります。前と比べて少しは革包丁を使うのが上手くなってきたかなと思います🙃

肩紐を作る

バッグの本体から作るのかなと思いきや、肩紐から作ります。

革を漉いている所
短い紐と長い紐があるのですが、長い紐は100cm近くあるので革1枚で作ろうとすると長さが足りません。なので、3分割くらいにして革を繋げて作ります。
革を繋ぎあわせているところ
ざっくり紐の太さに表と裏合わせて6枚裁断したら、端を漉(す)いて糊で貼り合わせて繋げます。繋ぎ目はめくれないように縫っておきます。
肩紐の完成品
あとは、表と裏の革を貼り合わせて紐の形に裁断してステッチを入れたら肩紐の完成です👊

バッグ本体を作る

まずはマチの部分と肩紐を繋げます。

マチとベルトを繋げるところ
本体を完成させてから縫い合わせるとめちゃくちゃ縫いにくくなってしまうので、先に縫い合わせておきます。
へり返しをしているところ
いよいよ本体を作るのですが、今回は少し綺麗に作りたいと思ったので革の端を切りっぱなしではなく「へり返し」をして仕上げます。
へり返しの仕上がり
「へり返し」は革の端を薄く漉いて、中に形に合わせた芯材を貼り、糊を塗って芯材に沿って端を張り合わせる仕上げ方です。側面がツルツルで綺麗に見えますね。
本体と中地を貼り合わせたところ
わたしとしたことが作業に夢中で写真を撮り忘れていました、、、🥲 随分飛んでしまいますが、こちらは本体と中地をそれぞれ繋ぎ合わせてバッグの形にした後、合体させようとしているところです。
中地と本体を縫い合わせた後
合体出来ました!! 初めてにしては上手に出来たのではないでしょうか👏

完成

バッグの完成品
どうでしょうか😗 自分としては思っていた通りの形にできてとても満足です!! これから商品化に向けて、プレゼン・改良等頑張ります💪

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わたしは職人として絶賛勉強中ですので、偉そうに書いていますが技術はまだまだひよっこです🐥

職人志望の人間の成長記録として読んでいただければと思います🙇‍♀️

最後までお読みいただいてありがとうございます。

では、また👋

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