サドルソープとラナパーでレザーバッグのカビを落とす方法

こんにちは。ハレルヤYouTube担当のぶっちーです。

本日はレザーバッグのカビをお手入れする方法をご紹介します。

梅雨の時期はもちろん、レザーバッグをはじめ革製品はオールシーズン湿気やカビとの戦いになります。

もし大切なレザーバッグにカビが生えてしまった時にはどのようにお手入れすればいいのか。

しっかりカビを落として革製品を綺麗にできる方法なので、ぜひレザーバッグのお手入れの参考にしてみて下さい。

レザーバッグのカビを手入れするための道具

レザーバッグのカビを落とすために道具をまずは揃えます。

今回はレザーケア専用品を主に使ってレザーバッグのカビを落としていきます。

用意するカビ取り道具は…

・馬毛ブラシ

・サドルソープ

・スポンジ

・歯ブラシ

・ラナパー

・クロス

です。

スポンジと歯ブラシは家にあるものでOK。

それ以外はレザーケア専用品となるので、Amazonや楽天などで入手しておきましょう。

レザーバッグのカビを綺麗手入れする手順

それではレザーバッグのカビ取りを実際に行っていきます。

手順に沿って真似していただければ大抵の革製品のカビは落とせる可能性が高いので、カビ取りをする際は一つずつチェックしながら進めて行ってください。

カビ手入れの手順①レザーバッグをブラッシング

レザーバッグのカビ取り方法1つ目は『ブラッシング』です。

レザーバッグのカビ取りでもブラッシングは外せません。

まずは大きなカビや汚れなどをブラッシングで落としていきます。

この時普通のレザーバッグのお手入れと違って注意するところは、『換気』と『マスク』です。

カビが生えた状態のレザーバッグをブラッシングすると、その時に空気中にカビが舞います。

吸い込んでしまうと人体に影響がある可能性があるため、窓をあけるなりして換気は行っておきましょう。

また、マスクをして直接カビを吸い込まないようにします。

ブラッシングの方法は力を抜いてサッと掃くように行うのがポイント。

ステッチ部分や革の接合部分はよごれも溜まりやすいのでしっかりとブラッシングしておきましょう。

全体的に馬毛ブラシでブラッシングするだけでこれくらい綺麗になりました。

目立つカビや汚れは落ちましたが、まだ見た目は汚くくすんだ状態。

レザーバッグの表面の革にカビが根を張って取れない部分もあるため、ブラッシングを全体的に行った後は次の工程に移ります。

カビ手入れの手順②サドルソープでレザーバッグを洗う

レザーバッグのカビ取り方法2つ目は『サドルソープで洗う』です。

ブラッシングをしたら次はサドルソープを使ってレザーバッグを洗っていきます。

ここでレザーバッグについたカビや汚れを徹底的に落としていきます。

用意するものはサドルソープの他にスポンジと歯ブラシです。

サドルソープでレザーバッグを洗う前に、まずはレザーバッグを水で濡らしていきます。

サドルソープの使い方説明にあるのですが、塗り過ぎたり乾いてしまうとシミになる恐れもあるため、レザーバッグに使う時は一度に塗れる部分から濡らす方が良さそうです。

先にサドルソープで洗う部分をスポンジに水を含ませて濡らしていきます。

一通り塗らせたらスポンジにサドルソープを含ませていき、容器内で泡立てておきましょう。

容器内でスポンジにサドルソープを着けて泡立てたら、レザーバッグを洗っていきます。

この時ゴシゴシするとレザーバッグを傷めてしまう恐れがあるので、優しく滑らせるイメージで洗っていきます。

磨く様にスポンジを動かしてレザーバッグのカビや汚れを取り除きます。

革の接合部分やハンドルの裏側やシワの部分など、細かなところも忘れずにサドルソープで磨いていきます。

まずは先ほど水で濡らした部分をしっかりカビ落としして綺麗にするだけでOK。

慣れてきたときに全体を一気にサドルソープで洗うようにしましょう。

スポンジが入らない部分は歯ブラシを使って磨いていきます。

隙間にあるカビや汚れはなかなかスポンジだと落ちなくて残るので、この歯ブラシの工程もできれば外さず行いましょう。

全体を歯ブラシだけで仕上げても良いですが、時間がかかってしまうのでそこはレザーバッグの大きさや構造によって使い分けて下さい。

磨き忘れが無いようにしっかりサドルソープでカビを落とすのが大切。

この工程で手を抜くとレザーバッグが綺麗に仕上がらないどころか、またカビが生えてきてしまうことになるのでしっかりと磨きましょう。

レザーバッグ全体的にサドルソープをつけて磨いた後は、水で泡を流していきます。

本来は水道やシャワーで一気に流していきたいところですがNG。

スポンジに水を含ませてサッと拭いて流していきます。

水をつけすぎてドバドバにならないように気を付けて下さい。

ステッチやシワ部分の泡を落とし忘れないように。

丁寧にサドルソープの泡を落としていき、一通り落とし終わったらタオルドライして水分を取っていきます。

ドライヤーで一気に乾かしたりすると乾燥するので、タオルドライをしてから風通しの良いところで自然乾燥させてください。

レザーバッグ全体をブラッシング+サドルソープで汚れ落とししてタオルドライをした状態。

かなり綺麗にレザーバッグのカビが落ちてくれました。

汚れやくすみも取れて見た目がかなり綺麗になり復活。

無事カビは落ちましたが、レザーバッグの水分や油分も落ちてしまった可能性があることと、カビ再発防止のために次の工程に移ります。

カビ手入れの手順③レザーバッグにラナパーを塗る

レザーバッグのカビ取り方法3つ目は『ラナパーを塗る』です。

サドルソープでカビ落としをしてタオルドライして半乾きくらいの状態になったら、ラナパーで加湿保湿していきます。

ラナパーの公式YouTubeにはカビ予防ができるとあったので、今回はラナパーを使っていきます。

クロスにパール大くらいのラナパーを取り、クロスの上で少し伸ばしてから塗っていきます。

レザーバッグの面が大きいからと言って一気に塗るのはNG。

少しずつ丁寧にラナパーをレザーバッグに塗りこんでいきましょう。

隙間やシワ部分は特に重点的に塗り、乾燥しないように気を付けるのがポイントです。

ハンドル部分も忘れがちだったり、よく触る部分なので重点的に塗って綺麗にしていきましょう。

ラナパーを塗り終わったら仕上げのブラッシングを行って完了です。

この時ブラシが一つしかない!という場合は、カビ取りで使ったブラシを水洗いして乾かしてから使いましょう。

レザーバッグのカビや汚れがしっかり落ちて、ラナパーで加湿保湿して仕上げるとここまで綺麗になります。

もうカビが生えて使えないかな…と見限ってしまう前に、ぜひ実践してお気に入りのレザーバッグや革製品を復活させてみて下さい。

レザーバッグのカビを綺麗に手入れする参考動画

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