【特集】父の日はいつから始まった?その由来と世界の父の日

皆さんは父の日の日にちや、その由来を知っていますか?

私は6月のイベントとしかはっきりとわかっていなかったので、今回は父の日の由来や世界での父の日の過ごし方などを調べてみました。

少しでもご参考になれば幸いです。

毎年6月の第3日曜日。意外と知らない父の日のお話。

父の日はいつからはじまった?

その起源はアメリカにあり、アメリカワシントン州に住むソノラ・スマート・ドッドという女性が1909年に男手ひとつで一家を支え育ててくれた父を讃えるため、キリスト教牧師に嘆願し父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけといわれています。

彼女の父であるウイリアム・ジャクソン・スマートは北軍の軍人であったため、1861年に起こった南北戦争に出兵しなければならず、その間妻が女手ひとつで一家を支えました。

南北戦争終結後、ウィリアム氏は無事帰国したものの妻は過労で身体を壊し亡くなってしまいます。

そのため父であるウィリアムは子どもたち6人をたったひとりで育てることとなりました。

時代背景から見ても悲劇の時代と言われていた頃のアメリカで男手ひとつで6人の子供を育てることは並大抵のことではなかったでしょう。

そんな時代背景の中でも立派に育ててくれた父を敬う日が欲しいと訴えたのが、ドッド夫人でした。

1909年の最初の礼拝から1年後、1910年6月19日に最初の父の日の祝典が行われます。

その6年後、1916年にウィルソン大統領が式典を訪れ父の日の演説をしたことで徐々に認知されるようになり、1972年に正式な祝日として制定されました。

 

日本での父の日

日本に父の日が伝わったのは1950年ごろとされていますが同時期に伝わってきた母の日と比べ広く認知されることはなく、実際にお祝いされるようになったのは1980年頃でした。

1981年に日本ファーザーズ・デイ委員会が設立され彼らの活動や、デパートなどが販売戦略として取り上げたことなどから一般的に広く普及するようになりました。

 

世界各国の父の日

世界で父の日はどのように行われているのでしょうか?

世界各国の父の日事情について覗いてみましょう。

 

♢アメリカ

父の日の起源となったアメリカでは、バラの花やメッセージカードを贈り日頃の感謝を伝えることが多いようです。

父が健在の場合は赤いバラを、亡くなっている場合は白いバラを贈るのだそうです。

 

♢イギリス

日本と同様、6月の第3日曜日に行われます。

贈るものやすることは特にこれと決まっていないところが特徴で、それぞれお父さんに感謝を伝える日のようです。

 

♢ドイツ

ドイツの父の日は、キリストの昇天を記念する日である「昇天日」に行われます。

多くの国の父の日ではプレゼントを渡したりするのが一般的ですが、ドイツでは男同士で集まってビールを飲むのだそう。

「男の日」 (Mannertag) や「紳士の日」 (Herrentag) とも呼ばれるようです。

 

♢韓国

韓国の父の日は5月8日

特徴的なのが、母の日と同日に行われるということ。

父と母を合わせて意味する「オボイ(어버이)」の日に両親への感謝をあらわします。

 

♢イタリア

3月19日の「聖ヨセフの日」に行われます。

お父さんへ感謝の気持ちを伝えるとともに、イタリアの伝統菓子ゼッポラ(生地をドーナツ状に巻いて揚げた生地にクリームとチェリーをのせた菓子)を食べるそうです。

 

♢フィンランド

フィンランドの父の日は、11月の第2日曜日とされています。

11月に父の日が制定された理由として、フィンランドには11月に祝日や特別なイベントがなかったからなのだそうです。

 

父の日におすすめのプレゼント

♢お酒

父の日プレゼントランキングでは常に上位ランクインし、人気のあるお酒。

そんなお酒を選ぶのなら普段手に入らない少し珍しい地酒や定番ジャンルの中でも個々の「逸話」を持ったお酒を贈るのがおすすめ。

普段一緒にお父さんと飲まないという方でも、お酒の裏側にあるストーリーを知ればきっと話も弾むことでしょう。

 

♢小物

日々仕事を頑張っているお父さんには、実用的なアイテムをプレゼントするのがおすすめです。

例えばTシャツやネクタイの衣類やお財布、ボールペンなどの小物類。

シンプルなものを選べばビジネスシーンでも活躍するプレゼントに。

 

♢食べ物

美味しいものを食べて幸せにならない人はいない、プレゼントの鉄板であるグルメ食材。

地方の名産物など普段はなかなか手に入らない食材なら舌の肥えたお父さんもきっと喜んでくれるはず。

また義理のお父さんに贈るのであれば消え物と呼ばれる食べ物は気兼ねがなく贈りやすいプレゼントと言えるかも知れませんね。

 

最後に

2024年の父の日は6月16日

父の日にはプレゼントを贈ったり一緒に過ごすなど、日頃伝えられない感謝を伝える1日にしてみてはいかがでしょうか?

それでは今日はこの辺で。ありがとうございました。

 

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