様々なお手入れ方法が出回っていてどれを参考にすればいいかわからなくなってしまいますよね。
今回は革製品を取り扱う人間だからこそ知っている最低限これさえすればOKな3ステップの方法をお伝えします。
革靴の手入れって・・・
・革靴ってちゃんと手入れしなきゃかっこよくはける寿命が縮んでしまうんじゃないか。
・そもそもどうやって手入れすればいいの?頻度は?
・履いた後何かしらケアをしなければいけないの?
このように何かとハードルを上げられがちな革靴ですが、
この記事を見て手入れ方法を実践していただくだけで
きれいな状態で長持ちするピカピカな革靴になっちゃいます!
そもそも革靴って手入れは必要?
結論
手入れをした方がよりきれいな状態で長持ちするのでした方がいい!!
履き終わったら一日使い終わった革靴をブラッシングして汚れやほこりを落とすだけ。
これさえすれば正直本格的なお手入れは1~3か月に1回でも長持ちはします。
それも面倒であれば今は靴磨き屋さんがたくさんあるので頼んでしまうのもありですね。
なぜ革って手入れしなきゃいけないの?
動物の皮をなめして革にするので元々は皮膚なんです。
人間の皮膚と同様で保湿しすぎてテカテカした肌になってしまったり、
逆に保湿しなさ過ぎて乾燥しカサカサになってしまうのでお手入れは必要ですね。
特に革の表面にひび割れが起こってしまうと元通りにすることは難しくなります。
革靴の手入れに必要なもの
今回手入れでご紹介させていただくのは、弊社で販売中のレザーケア3点セットとさせていただきますが、
もちろんお手持ちのケアグッズでもOK
クリーム
本格的な手入れの場合革靴の色によって近い色のクリームを使用しますが、
最初は無色のクリームを持っているとどんな色の革靴にも使えるのでオススメです。
ブラシ
こちらもクリームと同様に本格的な手入れの場合、馬毛ブラシや豚毛ブラシなど
様々な種類のブラシを使い分けますが使い古しの歯ブラシでも代用可能です!
要は汚れを掃き掃除するように払うことができれば十分ですからね。
クロス
こちらはケアセットのクロス(布)や使い古したTシャツ等を
使いやすい大きさにカットしてご使用ください。
靴磨き用クロス
100均などで売られているクロスですが磨くだけで簡単に艶が出るので非常に便利です。
日々のブラッシングに加えてこのクロスで磨いてあげるのもついでにしてあげると、
毎回ピカピカの状態で過ごすことができますね!
革靴のお手入れ
ステップ1、ブラシで汚れを落とす
革靴についたほこりや汚れを落とします。この作業は手入れの中でとても重要な作業になってきます。
そもそも革靴は革製品ですから毛穴があります。日々の使用で毛穴やコバ部分にほこりや汚れが溜まり、
傷んでしまう原因となってしまいます。
日々のケアを怠らないよう靴箱にブラシをかけておくのが忘れなくて習慣になりますからオススメですね!
ステップ2、クリームを薄く塗りこむ
クロスでクリームを1cmほど取っていただき薄くムラがないように塗ります。
この作業ではステップ①のブラッシングできれいにした革の表面を保湿してあげる役割を果たします。
乾燥したまま放置するとひび割れの原因となってしまいますのでこれもまた大事。
しかし塗りすぎるとシミになって該当箇所だけ色が濃くなってしまうため加減が大事。
少しずつ少しずつ革の具合を見ながら、焦らずじっくりやっていきましょう。
ステップ3、仕上げにブラッシング、艶出し
クリームを塗りこんだ後約5分ほど置き、
靴ひもを通す穴やコバにたまってしまった余分なクリームをブラシで落とします。
通常のお手入れはここまでのことが多いですがせっかくなので一つレベルアップした工程も追加しちゃいましょう!
つや出しをするために靴磨き用クロスで全体を拭いてあげます。
するとどうでしょうか。まるで靴磨き屋さんでワックスがけまで頼んだ時とまではいかずともかなりピカピカになるんです!
終わりに
これを全部読んでいただき実践していただくだけで
履き終わった革靴、眠っていた革靴が見違えるように復活します!
冒頭にもお伝えした通り日々のブラッシングさえしてあげればある程度は長持ちするので、
あとは靴磨き屋さんに丸投げしちゃっても大丈夫です!ぜひお試しあれ!
今回使用したレザーケアセット