こんにちは!ハレルヤでYouTubeを担当しているぶっちーです。
今回は「ニベアVS百均VSレザークリームのお手入れ対決!」ということでお届けしようと思います。
レザーケアと言えば専用のクリームを使ってお手入れするのが鉄則なのですが、それ以外の代用品の代表であるニベアも参戦して合計4種類のレザーケアクリームを使ってお手入れの効果を検証してみようと思います。
ハードルが高いと思われがちな革製品のお手入れ。
今回参戦のニベアを使ってできるのであればかなりハードルは低くなると思います。
定番のクリームからハレルヤオリジナル、さらには100均の代表でもあるダイソーさんのクリーム(ワックス)も登場しますので、使いやすそうなものを選んで実際にご自身の革製品をお手入れしてみて下さい。
少しでもレザーケアの参考になればなと思いますので、最後まで見ていっていただければ幸いです。
それではレザークリーム対決スタートです!!
今回使うレザークリームの紹介
まずは今回のレザークリーム対決に登場するレザークリームたちをご紹介します。
それぞれ特徴が異なるのでまずは見ていきましょう。
コロニル1909シュプリームクリーム
まずは革製品のお手入れでは定番かつ絶対的な信頼があるコロニルの1909シュプリームクリーム。
こちらのクリームは塗り心地も良く様々な革製品に使えるということでかなり万能なレザークリームなんです。
加湿・保湿もしっかりとしてくれて、少量でもしっかりと革に潤いを与えてくれます。
とりあえずこれがあれば間違いない!といったレザークリームです。
ダイソー耐水性+ツヤ出しクリーム
続いては100均の代表ダイソーさんから耐水性+ツヤ出しクリーム。
カルナバワックス配合ということもあり、クリームというよりはレザーワックスの立ち位置です。
商品名にクリームとあるので便宜上クリームとさせていただいてます。
こちらは耐水性アップが見込めるレザークリームで、加湿や保湿の両方というよりは加湿した後に塗って保湿する感じになりそうです。
110円とかなりお手頃なので、ひとつあればレザーケアの仕上げとしてかなり役に立ちそうです。
ハレルヤ ヌメ革専用レザークリーム
3つ目はハレルヤから登場しているヌメ革専用のレザークリームです。
革製品を扱っている中でもヌメ革に特化したクリームで、UVカットの効果も配合されているレザークリーム。
様々な革製品でも使われているオイルレザーにぴったりなクリームで塗りやすく少量でも潤いを与えてくれます。
持っている革製品がヌメ革製のものが多い方はコスパも良くぴったりなレザークリームです。
ニベアクリーム
そして最後4つ目は超有名なハンドクリームであるニベアクリーム。
言わずと知れた保湿効果が高いハンドクリームで、薬局で手軽に手に入りコスパも抜群なクリームです。
まさかレザーケアでニベアを使うなんて思ってもみなかった方も多いのではないでしょうか。
成分を見てみるとしっかりと加湿して保湿できる効果が高く、レザークリームに近い成分も配合されています。
なのでもしかしたら使えるのでは!?と思い今回のお手入れ対決に参戦が決まりました。
実際に塗って質感などを検証
では実際にそれぞれのレザークリームを塗っていきましょう。
4種類のクリームを塗ってそれぞれのレビューを主観ですが載せていきます。
塗り心地や仕上がり具合がどのような感じになるのか…楽しみです。
①コロニル1909シュプリームクリームを塗る
まずはじめにコロニル1909シュプリームクリームを塗っていきます。
塗る前にブラッシングを行ってからクリームを少量クロスにとって塗っていきます。
塗り心地としてはスッと伸ばしやすく、塗りながらクリームが浸透していくような質感。
ぎゅっと力を入れなくても軽く塗れるのでレザーケア初心者でも扱いやすく少量で済むのでコスパもかなりよさそうです。
塗り終わって仕上げのブラッシングまで完了した状態です。
クリームが水っぽい感じのさらっと感があるからか、仕上がりはかなりしっとりしています。
しっかりと加湿・保湿ができた状態というのが触ってすぐにわかります。
革がどことなく柔らかくなったような感じもあるので、オイルレザーにもぴったり。
万能なレザークリームということですが、このクオリティで色々な革製品に使えるというのは凄すぎます。
革製品の表面がしっとりした触り心地が好きな方にもぴったりの仕上がりです。
②ダイソーのレザークリームを塗る
続いて100均のダイソーさんから販売されている耐水性+ツヤ出しのレザークリームを塗っていきます。
靴クリームと表記されていますが、カルナバワックスが配合されていてどちらかというとレザーワックスの立ち位置です。
実際に塗っていくと、硬いローソクの様な感じでワックスといえど塗りやすさはちょっと…という感じ。
がっしりと革の表面を覆うような塗り心地で少量ずつ広く塗っていくのが良さそうです。
加湿成分が入っていないので、レザークリームなどで加湿した後に塗って革製品に膜を張り保湿する感じなのかもしれません。
塗り終わってブラッシングで仕上げた状態です。
ツヤ感はかなりイイ感じに出て見た目は綺麗になりました。
膜が一枚ある感じの仕上がりで、さらっと系の仕上がりが好きならイイ感じ◎
水にも強くなるので、使いどころとしては仕上げの最後で防水スプレー代わりに使うというパターンがおすすめです。
見た目重視でいくならアリかな?という仕上がりですので、これがあったらいいけど無理に用意しなくてもいいなといった結果です。
③ハレルヤのヌメ革専用クリームを塗る
3つ目はハレルヤのヌメ革専用クリームを塗っていきます。
コロニルのクリームと比べて少しさらっとした手応えがあり、革の上を滑るような塗り心地でサッと塗りやすいです。
徐々に革に浸透していく感覚でしっかりと塗りこんでいき加湿・保湿するようなイメージです。
まずは少量を取り全体的に塗って、二週目でしっかりと浸透させていくとかなりしっかりと潤いが入ります。
塗り終わってブラッシングで仕上げた結果はかなりイイ感じ。
今回はプルアップレザーを使ったのでさらに相性も良いからか、革財布の表情も程よいツヤ感と潤いがありバランスが良い仕上がりになっています。
しっとりしてしっかりと革財布も潤って復活します。
UVカット効果が配合されているため外で使うにも安心できるレザークリームです。
④ニベアを塗ってみる
それでは最後にニベアクリームを塗ってみます。
見た目はよくあるクリームでレザークリームとも大差はありません。
ニベアはハンドクリームということもあってかなり柔らかく少量でグーンと伸びて塗りやすいです。
塗りながらもしっかり潤いが浸透していく感覚があり、下手なレザークリームよりもいいかも!?と思うくらいです。
ニベアの独特な匂いが気になるところなので好き嫌いはあるのが心配なところ。
このニベアのにおいさえ気にならなければこれはかなり使えるレザークリーム代用品になります。
ブラッシングまで完了して仕上げました。
いや…びっくり。
仕上がりがレザークリームと同等かそれ以上の仕上がりです!!
スキンケアの用品だからしっかりと加湿も保湿もできているようでしっとりしています。
ニベアクリームは油分で膜を張り保湿するのでちょっと表面がさらっとしたような手触りがあります。
しっとりして色味も深まり程よいツヤ感があるというバランスもばっちり◎
これで数百円なら全然ニベアクリームでお手入れしてもよさそうです。
レザークリーム対決のまとめ
では4種類のレザークリーム(!?)をそれぞれプルアップレザーのお財布に塗ってみた結果がどうだったのかをまとめていきます。
どれが一番と決めるは正直難しいところもありますが、それぞれの特徴に合わせて革製品にお使いいただくのが良いと思います。
①コロニル1909シュプリームクリームの評価
まずは1番目のコロニル1909シュプリームの評価から。
やはりしっとり感と保湿感が目立つ結果に。
かなり塗りやすくしっとりするので、あまりお手入れをする習慣がなくて1~2ヶ月に1回お手入れするかしないかくらいの方にはかなりおすすめ。
思い出したときにクリームを塗るくらいでかなり保湿してくれるので、お手入れの手間も少なくてすみます。
これがあれば革財布やレザーバッグに使えることが多いのでかなりおすすめです。
明確な順位はつけにくいのですが、実質今回のナンバーワンと言ってもいいかもしれません。
②ダイソーツヤだしクリームの評価
続いてダイソーの耐水性+ツヤ出しクリームの評価です。
やはりワックスなのでしっとり度はほとんどなく、逆にツヤ感はかなりあり仕上げの見た目重視ならばっちり◎
耐水性もあるので、他の3つのレザークリームを塗った後にこのダイソーのレザーワックスを塗って仕上げるのがおすすめです。
110円でこの仕上がりの保護力ならかなりアリなので、良く外に出かける時に革財布や革のバッグを持っていくことが多い方は使ってみるのが良さそうです。
レザーケアに慣れてきたころに使ってみて下さい。
③ハレルヤヌメ革専用クリームの評価
3つ目のハレルヤから登場しているヌメ革専用クリームです。
一言でいえばバランスが良いレザークリーム。
サッと伸びながら徐々に浸透していくようなタイプで塗りやすさも程よく、保湿と仕上がりのしっとり感がしっかりとあります。
逆にツヤが欲しい時は少し出にくいこともあるのでワックスと組み合わせるのがおすすめです。
オイルレザーにはだいたい使えるタイプのレザークリームなので、ハレルヤで商品を買ったついでに一つ一緒に買っておくと便利です。
牛革には使っても大丈夫ば感じがするので、あまり高すぎるレザークリームはまだ買えないという時にはまずこれからレザーケア専用品のデビューをしてもよさそうです。
④ニベアクリームの評価
最後に今回の主役といってもいいニベアクリームの評価。
これは正直思った以上の高評価です…。
本格的なレザークリームには勝てないですが、それに匹敵するほどの仕上がり結果になりました。
しっとり保湿もツヤも塗りやすさも満遍なく高く、匂い以外はバランスがとてもいいクリームです。
これからレザーケアをはじめてみようかなという方は、まずはニベアクリームでレザーケアの練習をしても良いと思います。
薬局で手軽に手に入るし、ハンドクリームとしてはもちろん革製品にも使えるということで神コスパのクリームになりました。
レザーケアをする時には色々なクリームがありどれを使っていいかわかりにくいことも多いので、ぜひ今回の記事を参考にしてクリームを選んでみて下さい。
今回の記事の参考動画
今回ご紹介した様々なレザークリームの比較検証動画はYouTubeにてご視聴していただけます。
テキストで分かりにくいという方は実際に動画で塗っているシーンも見てみて下さい。
それでは。
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