【工房紹介】栃木レザーキーケースができるまで part.2

こんにちは。ハレルヤスタッフです。

→part.1はこちら『栃木レザーキーケースができるまで part.1』


前回の記事では、キーケースに刻印をするところまで紹介させていただきました。


今回はパーツの縫い合わせから完成までをお見せします。


パーツの縫い合わせ



プレス機でくり抜いたパーツを重ね合わせ、

ミシンで縫っていきます。




前回の工程と同じように、余分な糸は半田ゴテで焼きます。



 

パーツの接着



残りのパーツをゴムのりでくっ付けます。

銀面はツルツルしているのでゴムのりが付着しにくいです。

そのため、付着部分の毛をわざと傷付け、革をバサバサにします。






くっ付けるとこんな感じです。

この時、革と革がズレないよう慎重に行います。





接着範囲が狭いので、

外れないよう上からハンマーで叩き、しっかり定着させます。



 

パーツの縫い合わせ



接着部分をコの字型に縫っていきます。

だいぶ完成に近づいてきましたね。




これで縫う過程は終了です。


4連金具の取り付け



最後に、鍵を付けるための4連の金具を取り付けます。

これは、金具を固定させるためのカシメです。




目打ちでカシメを取り付ける箇所の印をあらかじめつけ、

ポンチで穴を開けます。





片側のカシメの部品をはめ込みました。

4連金具のパーツを乗せ、もう片方のカシメの部品を差し込み、

ハンマーで叩いて押し込みます。




4連金具がしっかりと固定されました。


完成

使用したもの



半田ゴテとミシンを除くと、こんなにも多くの工具を使用していました。

キーケース製作は財布に比べると簡単そうに見えますが、

沢山の工程を経て、職人さんが1つ1つ丁寧に作っています。


まとめ

いかがだったでしょうか?


工房見学をさせていただいたのは今回で2回目でしたが、

まだまだ知らないことが多く、とても勉強になりました。


皆さんにも是非実際に手に取って、

ハンドメイドのあたたかさを感じていただきたいです。


商品がお手元に届くのを、ぜひ楽しみにお待ちください!




それでは次回の記事でお会いしましょう。

ばいばい(^_^)

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